『投資の行動心理学』

ネット証券が主流である現在の日本で、ブローカーの事を書いてもあまり意味無いんじゃない?って事で☆−1。
先物の例ばかりで、現物株式しか売買しない自分にとってはちょっとわかりづらい部分があったので☆−0.5。
主題にたどり着くまでが長く感じた。350ページ中最初の50ページは要らないと思う。ってことで☆−0.5。


 この本を読んだだけでは投資で利益を上げることはできません。あらかじめ自分の投資スタイルが決定しているけれど、実際は自分のスタイルに合ってないところで売買している人向けです。


 どちらかというとテクニカル重視の人向けに書かれてるので、ファンダメンタルズ重視の人には読んでも損はしないと思うけど、優先度は下げてもいいのではないでしょうか。


 印象に残った事を箇条書きにすると、

  • トレード記録をつけること。
  • 投資に費やす時間をスケジューリングすること。
  • レーニングシステムや手法に従わなければ何も学ぶ事はできない。
  • 自分の手法で利益を得たなら素直に喜ぶべし。損をしても気にしすぎるな。
  • ストップロスは必ず設定すること。
  • 損が出ても家庭に持ち込むな。
  • 普段から前向きな人と接するよう心がける。

というような感じです。一言で言えば「周りの状況に左右されず、己のトレード手法を徹底する事」ってことかな。
わかっちゃいるけどそれができない(>_<)って思ってしまう人はぜひおすすめ。手法の徹底のための心構えが大量に書いてあります。


 やっと買い貯めた本をさらっとではあるけど1冊読破。あと4冊ほどあるんだけれど・・・今年中に読めるかな?
今読んでる本は「マーケットの魔術師」です。また読んだらレビュー書きます(^o^)/